モーリス・ベジャール・バレエ団 2008年日本公演「ボレロ」@東京文化会館

これも「LIVE!」カテゴリ、かな？

上野へ久々に足を運んで、バレエ観劇。
ちょっと早めに向かって、一緒に行くお友達たちと会場そばのカフェテリヤで軽く白ワインを♪おお、なんかかっこいいな！
しかし、観る前にアルコールを摂取するということがどういうことか…予想はしていましたが、ははは。
そういや前も、白鳥観に行った時「クリスマスですもの、シャンパンでもいただこうかしら♪」とやってよ〜く寝てしまったような（笑）
ちなみに、このカフェテリヤには猫が三匹ほどいて、どれも大変懐っこくて逃げない子ばかりでした。可愛い。

とはいうものの、モダンバレエをナマで観るのは初めてなので楽しみ。
席は２階の左端のほう、一番前。
やや見切りはありましたが、とっても良く見られました。
客席を見渡すと、やはり女性が多いもののカップルの男性も結構見受けられます。
年代の幅も広くて、バレエって人気あるんだな〜と感心することしきり。

演目。
これが死か　SERAIT-CE LA MORT?
イーゴリと私たち　IGORI ET NOUS
祈りとダンス　LA PRIERE ET LA DANSE
ボレロ　BOLERO

やっぱり、ボレロは凄かったです。
ボレロはまだ10代の頃TVでダイジェストのようなものを見ただけで、ほとんど見たことがなくて。
音楽はスケートやTVのキャッチャーなんかでよく聞くし、バレエネタでも漫画で見たりもするのでイメージだけはあるのですが、頭の中のイメージと目の前でナマで見る迫力って当たり前だけど全然違いますね！
赤い円卓の上でひたすらリズムを刻みながら踊る女性ダンサーは凄かったです。
下の男子たちにはあまり目がいかなかったなあ。
曲の力と相まって、どんどん高まっていってバッサリ切れるカンジがかっこいい。
とてもシンプルな構成の踊りなのではないかと思うのですが、そこが良いのではないでしょうか。
いつか、正面からもう一度観てみたいなあ、と思いました。

他の作品も面白かったです〜ちょっと寝ちゃったんだけど。
ふたつめの「イーゴリと私たち」のジャケット着たおっさんがカッコイイ♪と思っていたら、とっても有名な方だったそうで、連れがファンだったとかできゃーきゃー言っていました。ツボが一緒なのねー（笑）
みっつめの「祈りとダンス」男性全員でコール有りの元気のいい作品でしたが、白いロングスカートでラインダンスのように一列で足を上げるのにはウケてしまったわ。
真っ赤な女の子三人もすごく綺麗でした。

とにかく、ヒトの身体っていろんな向きに曲がっていろんなコトができるんだー、と感心した２時間でした。


しかし、その後遅い夕食だったにも関わらず、山形牛のお店でうっかり握りをいただき（にんにくのせで！）、他も普通にいただいたせいなのか、翌朝ちょっともたれ気味…いやいや、生の牛肉は大層美味でしたぞ。
なかなかゴージャスな週の中日、でした。